ー今回の投稿はアメリカへの大学の出願の内容です。注意点は、渡米したのがおよそ10年前のため、現在の出願方式と違いがあるかもしれないです。実際に興味がある方は、1度ご自身で最新の情報を見ることをお勧めします。ー
海外に対して憧れを抱いていく中で、やはり1番行きたかった国はアメリカでした。
特に洋画鑑賞をきっかけに、「アメリカ・ロサンゼルス・ハリウッド」と聞くようになり、強く心惹かれていきました。ここから、単純に「アメリカに渡米する」ではなく「アメリカにある大学に進学する」を目標にしました。
準備内容については、多岐に渡ります。
自己PRの内容を作ったり、推薦書をもらったり、英語のテストを受けたり等します。合否が決まったら、予防接種を受けたり、パスポート、留学visaの取得手続き、学費の支払い、現地での住む場所を決めたり、渡米のための空港チケットを取る等、とにかく行わないといけないことが多いです。
この準備内容の中で、自己PRと推薦書についてピックアップして紹介します。
両親への感謝
実際に入試手続きをしていく中で、まず1番最初に話したいことは「両親への感謝」です。
学費だけではなくその渡米費や現地での生活を考えると、莫大な費用がかかります。何よりも海外で病気や危ない目に巻き込まれないか心配したと思います。
ただ、両親も私が「他人と違う道を歩みたい」という気持ちを理解をしてくれたのか、進学への承認と「できる限り協力できることはするよ」と言ってくれました。
本当に今でも感謝しています。ありがとうございます。
出願者の特徴重視
アメリカの大学への出願は、日本の大学進学と少々違い、成績よりも出願者の特徴が重視されます。
共通テストを受けて、2次試験を受けて、合否が決まるわけではないです。高校で成績と課外活動をどのようなものを行なってきた等、出願者の特徴が基準になります。
しかし、アメリカの大学も、偏差値が高いところになると、自己アピールだけではなく、日本の入試のように受験科目を受けないといけないです。
要するに、アメリカの大学進学への一般的なルートは、日本でいう推薦入試に近いです。ただ、偏差値が高いところになると、日本と同じく受験科目もあるため、一般入試に近い流れになります。
私はこの出願にあたっての自己アピールに、高校での英語を熱心に勉強するだけではなく、英語スピーチ大会に出たり、また夏休みにボランティアで実際にネイティブの方と話すために、ゲストハウスの業務のお手伝いをしたと書きました。
推薦書
自分が出願したい気持ちを書いて、提出するだけではダメでした。「この人は進学にふさわしい人」と推してくれる推薦書が必要になりました。個人的にびっくりしたのが、この推薦書は1人ではなく2人から貰わないといけませんでした。
結論は、私の高校3年のクラス担任とALTの先生に書いてもらいました。
クラス担任の先生は英語教諭でもありました。私の高校で、アメリカの大学に進学する人は過去1人もいなかったため、後ほど紹介するALTの先生にも協力を頂きながら書いてもらいました。
そのALTの先生は、私が中学校生時に、高校の体験入学時にいた先生でもありました。「この人がいるなら、めちゃくちゃこの学校で英語を勉強したい」と思わせてくれた、言わば恩師のような方でした。
任期満了でアメリカに帰国したにもかかわらず、私が連絡を取って、推薦書を書いてくれたことは、本当に感謝しています。
そして、そのALTの先生とは、合格した大学で再会したのが、ものすごく嬉しかったです。
終わりに
この複数の書類を書くだけではなく、冒頭にお話をさせてもらった通り、英語の試験や、合格後にも様々なことがあります。当時大変だった思いがありますが、それよりも、絶対進学したいという気持ちが強かったです。
合格後諸々のプロセスを踏んで、アメリカの大学生活が始まりました。次回の投稿では、その大学生活直前の準備プログラムについてお話しします。
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